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薄毛の注意すべきこと3選

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髪の変化は、多くの人が加齢とともに増える悩みの一つ。

薄毛は、男性では早ければ思春期以降に始まり、成人男性の約3割に見られ、女性にも現れる症状。薄毛の基本や対処法を知り、髪を少しでも若々しく保ちましょう。

<男性の薄毛が起こるしくみ>

円形脱毛症や、甲状腺機能低下症といった病気に伴う脱毛をのぞけば、男性の薄毛のほとんどはAGAです。その原因は男性ホルモンにあります。
AGAになると、まず起こるのが髪の軟毛化。髪のサイクルには、髪が伸びる「成長期」、成長が止まる「退行期」、自然に抜け落ちる「休止期」があり、一般的に2~6年で一周します。
通常は、このサイクルの中で髪は太く長くなっていきますが、DHTの作用が強いと脱毛の指令が強くなり、細くて短いままで抜けてしまいます。つまり、太くて長い毛が減り、成長しきっていないやわらかい毛だけになって、軟毛化するのです。
なお、男性の場合、そり込み部分が薄くなったり、頭頂部が円形に薄くなったりすることが多く、俗に「M型」「O型」などとも言われますが、薄毛の形によって原因が異なるわけではありません。

 

<女性の薄毛のしくみと特徴>

女性の薄毛は、男性と比較するとより複雑で、原因と治療法が確立されていない面も多いのですが、やはり大半は女性版AGAの「FAGA」(女性男性型脱毛症)だといえます。女性でも男性ホルモンは分泌されているからです。

AGAやFAGAの原因は、ほとんどが遺伝だと考えられます。
遺伝というと、悲観的な気持ちになるかもしれませんが、薬の使用でよくなる例もかなり多く、日常生活でできる工夫もあります。そのためにも、早めに気づき、手を打つことが大切です。

 

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<注意すべきこと3選>

過度な洗髪は避ける

シャンプーはあくまで髪を洗うもので、頭皮を洗うものではありません。
洗いすぎると、バリア機能を果たしている角質成分が落ち、乾燥して脆弱な頭皮に。すると、そこに生えている毛髪も弱々しくなってしまうおそれがあります。

ヘアケア方法や髪型にも注意

ブラッシングの際、バリバリッと音が出るくらい強くとかす人がいますが、これは絶対にやめましょう。ドライヤー使用時も、頭皮が熱くなるような当て方はしないようにしましょう。

喫煙はできるだけやめる

従来型の火をつけるタイプのタバコは、脱毛に影響があるといわれています。諸説ありますが、喫煙本数が1日に20本以上の男性は、そうでない男性よりもAGAにかかるリスクが高いという報告も。薄毛が気になる方は、できるだけ禁煙に努めるほうがよいでしょう。